春雷

慌ただしい日々が続いている。

先程、外から春雷の音がして窓を開けると大雨で、数日前の桜吹雪が嘘のようだと思った。

 

そういえば春雷という歌があったなあと思いながらまた作業にもどる。

 

友人知人はロシアに行ったり、エジプトから帰ってきたりで私も旅行に行きたい欲がむくむく湧いてくるもののやるべき事が全て終わったならば、多分抜け殻のように眠るのだろう。

 

スピ界隈にはまっている人間は現実の中でも夢を見続けているようなもので、

恵まれた環境にある人間であれば優しい周囲が尻拭いをしてくれるのだろうが、大抵の場合は周囲から人が居なくなっていくだろう。

 

今目を覚まさない人のことは正直もう諦めたほうがいいと思う。

 

彼ら、彼女達は現実ではなく夢を選んだのだから。

 

窓を打ち鳴らす春雷のように今まさに界隈は嵐を迎えていて、あんなにも咲き誇っていた桜は無残に散っていくだろう。

 

それでもなお目に見えない桜を見続けているのであれば、それが本人の望みに他ならないのだから。

 

ところで、界隈に蔓延るフリーランスの独立支援やら、フリーランスの人々は税金をどう納めているのだろう。

また、厚生年金の代わりになるような対策はしているのだろうか。

自己破産をするデメリットは知っているのか。

 

お金は使えば減るし、時間とともに価値は変動し必要額も変わっていく。

 

と、なんだか心配になるばかりである。

 

早く晴れ間が見えてくると良いなと思う。