鴨とネギとお鍋

四月の筆記が終われば五月にテストが待っている。やばい。遊びすぎたと焦り始める。まあ、まだまだ遊びの予定が入っているので、どうしたもんか。

 

子宮教教祖様プロデュースのコスメが完売と聞いて驚いた。

 

単なる保湿クリームであったからである。プラシーボ効果にこうご期待。

 

特に特許が取得できるような目新しい成分も無さそうだったが、奇跡的な配合かなんかなんだろうか。

 

ナトリウムと脂肪酸カリウム以外が合成界面活性剤ということと定義すれば、ジメチコンって界面活性剤じゃないのかな〜とも薄ぼんやり思ったが、私はそこまでの化学式の専門家ではないのでわからない。

ちなみに、ジメチコン/(PEG-10/15))クロスポリマーは界面活性剤にカテゴライズされる。

 

また、肌に優しいというのならば、アルコール、パラベンはフリーにして、無添加低刺激にすれば良いのに、と思った。バッチリ入ってまっせ。

 

文句があるなら買わなきゃいいじゃん、との教祖様のお言葉があったようで、さもありなんである。

信者様方、遠回しにバカにされてますよ。それがあなた方の幸せならば、私は口だししないけれども。何を選ぶのも自由だから。

 

最近ツイッター上で気になるなあと思ったのは設定変更教の教祖様で彼女は300万円で認定講師講座を開き、儲けているようだ。

 

何というか、もう、ここまで来ると信者様方にやいのやいのいう気にもならない。

ジャニーズや韓流アイドルやAKBに貢ぐのと同じなのだろう。

 

みんな何かに夢中になりたいのだ。

 

借金してまで売れないバンドマンを食わせるとか、ワールドツアーも全ツするとか、ゆずリストの諸先輩方と同じだろう。

もう、何にもならなくてもいいんだろうな、単なるファンだろう。

 

だから貢いで幸せ、良かったね。お花畑でみんなで楽しく暮らしましたとさ。

〜fin〜

 

案件だろうと思う。私なら300万を使うならば大学や大学院、もしくは専門学校で学んで何がしかの資格をとるけれども。

何を選ぶのかは自由なのだから。

 

金融リテラシーが低いと物事の価値がわからなくなってしまうのだろう。 

 

また、そうやって、資格をとれば、講師になれば、憧れの人に近づけば幸せになれると思い込んでいるうちはずっと不幸なままだろうなとも思う。

 

教祖様の側近として立つ私という仮初めの幸せしか手に入らないのだから。

 

属性が手に入ることで幸せになれるなんて、そもそもの発想がさもしいなあと思った。

 

別に太陽の光だけでも人は幸せになれるのに、わざわざ無限にある幸せのうち、300万で買える小さな承認欲求を満たす事が最高の幸せと限定できるなんて、ある意味コスパのいい人生だなあとも思う。

 

仲間がいれば幸せなんていうのもまた、限定的な幸せで、そうやって幸せや満足を狭めるクセがあるからいつまでも不幸なんだと気づけない方々は良き鴨である。

ネギと鍋を持って、魔女があなたを待ち構えていますが、喜んで鴨になっているのだから、せいぜい美味しく食べられてね、と思う。お幸せに。